よく寄せられるご質問をまとめました。もし以下にないご質問があれば、お電話またはメールにてお気軽にお問い合わせください。
スーパーナチュラルシステムについて
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水換えが要らないって本当ですか?どのくらいの期間不要ですか?
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はい、本当です。スーパーナチュラルシステムの土層部分を傷つけずに残しておくことで、長期間にわたって自浄作用が持続することができます。
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スーパーナチュラルシステムはコケが生えない、汚れないシステムですか?
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環境条件により、アクアリウム内でコケが発生することがあります。具体的には、日照条件や環境設定、照明の明るさ、生体の数、有機物やバクテリアの状態などが影響します。
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なぜ無添加が可能なのですか?
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自然界では微生物達が連鎖循環によって必要な微量元素を生み出し、有機物を浄化することで自然のバランスを保っています。
畑における無農薬栽培と同様、スーパーナチュラルシステムは自然界の土壌地層微生物を模しているため、添加剤やカルキ抜きの必要性はほぼありません。
ただ、一般的な水槽には微生物生態系を構築できないため、塩素中和剤を添加する必要があります。海の生態系においても、微生物達が海底土層に生息し、必要な微量元素を生み出すことで、サンゴ礁やアミエビなどの生物が生きています。
メンテナンスについて
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維持費用は普通の活魚水槽とどのくらい違いますか?
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水槽の大きさに比例して、維持費が変化することはありますが、条件によっては電気代が安くなることがあります。ろ過槽がないため、消耗品のコストが極めて低く、水換えの必要もありません。一方、通常の飼育水槽では、定額料金で月に一定の頻度でメンテナンスや水換えが必要となります。
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ストックする食材によってお手入れやメンテナンスの違いはありますか?
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生物種によって、必要な水温や塩分の比重が異なるため、適切な環境を維持することが重要です。そのため、生物に合わせて水温や塩分濃度を調整する必要がありますが、それ以外には大きくお手入れが変わることはありません。
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海水の塩分が薄くなってますが、どうしたら良いですか?
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スーパーナチュラルシステムでは、調整には一般的に「粗塩」が使用されます。適切な量の粗塩をコップなどに入れ、水を加えて溶かし、少しずつ水槽に加えて塩分を調整してください。
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水槽や生簀を設置した後に注意しなければならないことはありますか?
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また、比重(塩分濃度)を調整する場合には、生体の生息地の塩分濃度を把握することが大切です。たとえば、河口に生息するシジミの場合、塩分濃度は0.3~0.5%程度です。
生体に合わせた水温にするためには、仕入先とコミュニケーションを取り、水揚げから活魚水槽に入るまでの過程を把握する必要があります。
さらに、光の調整も重要です。生き物によっては睡眠時間が必要であり、深海の生物は明るい環境下でストレスを感じるものもいます。したがって、実際の生息地をイメージして、適切な照明を提供することが、ストックの健康維持につながります。
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コケが発生してきました。コケを抑えるために、薬を入れるのは良いでしょうか?
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市販の薬などは使用せずに、以下の点に注意してコケの発生を抑えることができます。
- 外光があたる場所を避ける。
- 照明を水槽から適切な距離に置く。
- 照明の点灯時間を適切に調整する。
- 照明の光量を調整する。
- 魚が食べ残した餌を取り除く。
これらの調整を行うことで、コケの発生を抑えることができます。
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真夏や真冬の温度管理で気を付けることはありますか?
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適切な温度管理をするためには、極端な温度変化がない場所に設置することが望ましいです。急激な変化や極端な高温低温になる場所では、温度調節機材の性能では適正な温度に管理できない可能性があります。したがって、安定した温度を維持できる場所を選び、必要に応じて適切な温度調節機材を使用することが重要です。
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海水はどんなものがいいのですか?
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海水水槽には、「人工海水の○○が良い」「天然海水の○○産が良い」といった意見があり、アイテム選びに迷うことがあります。しかし、スーパーナチュラルシステムは、自然界の浄化方式と同じ機構を模した造りであるため、塩にこだわる必要がありません。従来の水槽システムは、浄化機構が「ろ材+糞尿」以外にないため、「塩の成分についても、いい加減は許されない」と考えられていました。
魚の飼育について
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活魚水槽を使った事がありませんが大丈夫ですか?
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初めて水槽を設置される方でも安心してください。当店では、水槽を設置した後もお手入れに関するご相談に無料でお応えしています。
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セッティング後、すぐに生き物を入れても良いのですか?
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生物の種類によって異なりますが、一般的には可能です。 水を入れた直後は不安定なため、徐々に生物を加えるようにしてください。水温や比重(海水の場合)は、ストックする生物に適した値に調整してください。